トランプ・アメリカ大統領、誕生

1月20日(日本時間21日未明)、アメリカ・ワシントンで大統領就任式が行われ、ドナルド・トランプ氏が第45代アメリカ大統領に就任しました。
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就任式は、ワシントンの連邦議会議事堂の前で行われ、同日正午、トランプ氏が宣誓を。
その後、トランプ新大統領が就任演説を行い、「共に、再び偉大なアメリカを造ろう」と国民に呼びかけました。

一言でいえば、「いい演説」でした。
「なぜ、彼がアメリカ大統領になれたのか」がよくわかる演説でした。





ワシントンにいる政治家とそれに群がる利益団体。
これまで、彼らの利益になるよう
、彼らがアメリカの政治を動かしてきたのです。

それに対する一般アメリカ国民の怒り、反発。
これがトランプ大統領誕生の原動力となったわけです。

そのことを十分知っているからこそ、最初にトランプ大統領は、「政治をアメリカ国民に返す」と宣言しました。

もっとも大事なことで、これが理解できていれば、トランプ大統領は、アメリカ国民から支持され続け、2期8年、政権を維持することに。

      
【就任演説・概要】
我々はアメリカを再建し、国民のための国家を造ります。
今日、大きく変わります。
政治を首都ワシントンの政治家から、アメリカ国民に返します。
        
長い間、一部の組織が政治の恩恵にあずかり、一方で、国民がその代償を支払ってきました。
一番大事なことは、政府が国民によって統治されているかどうか、なのです。
           
これまで、アメリカの産業を犠牲にして、外国を豊かにしてきました。
工場は閉鎖し、アメリカ中間層の富は奪われ、世界に再分配されました。
今日から「アメリカ第一」となります。
政治は、アメリカの労働者とアメリカの家族のためのものです。
共に再び、偉大な国・アメリカを造りましょう。