2011年３月23日、東京都水道局が、同局の金町浄水場（葛飾区）の水道水から、210ベクレル/kgの放射性ヨウ素（ヨウ素131）を検出したと発表。
東京23区、武蔵野市、町田市、多摩市、稲城市、三鷹市の都民に対して、乳児の水道水の摂取を控えるよう要請した。
食品衛生法による「乳児向けの飲用基準の暫定的な指標値」100ベクレル/kgを上回ったため。
なお、東京都によると、基準は長期にわたって摂取した場合の健康影響を考慮して設定したもの。
代替となる飲用水が確保できない場合、数回にわたって飲んでも健康にはまったく影響がないとしている。
＜飲料水等における放射能の指標値＞
＊乳児の飲用に関する暫定的な指標値…100ベクレル/kg
（食品衛生法に基づく）
＊飲食物摂取制限に関する指標値…300ベクレル/kg
（原子力安全委員会が定めた）
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