特急『雷鳥』、ラストラン

2011年3月11日、大阪と金沢を結ぶ特急『雷鳥』が運転終了。

最後の列車となったのは、大阪駅11番ホームを17時12分発、金沢20時4分着の雷鳥33号。
48年にわたり、関西と北陸を結んできた『雷鳥』の最後の勇姿を見ようと、多数のファンが駅に詰め掛けた。

【雷鳥】
立山連峰に生息する天然記念物の「ライチョウ」から名付けられた特急。
1964年、富山―大阪駅間で運行を開始。
ピーク時には、1日20往復以上の運行。
1995年、同じ路線に特急『スーパー雷鳥(サンダーバード)』が投入され、以降、サンダーバードが同路線の主役に。
近年は、金沢―大阪駅間を1日1往復(6両編成)するのみであった。

【サンダーバード】
1995年、『スーパー雷鳥(サンダーバード)』として、運転を開始。
大阪と金沢、富山を結ぶ特急。
1997年、『スーパー雷鳥(サンダーバード)』から、『サンダーバード』に改称。
名前の由来は、アメリカ先住民族のスー族に伝わる、空想上の鳥から(雷光と雨を起こす巨大なワシに似た鳥)。

ちなみに、雷鳥の英語名は『グラウス (Grouse)』、 もしくは『ターミガン (Ptarmigan)』。



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