ノーベル化学賞は準結晶の発見者に

2011年10月5日、スウェーデン王立アカデミーが、2011年のノーベル化学賞を、準結晶の発見したイスラエル工科大学のダン・シェヒトマン教授に授与すると発表した。

【準結晶】
結晶、アモルファスとも異なる、第三の固体物質。
結晶を定義づける並進対称性は持たないが、原子配列に高い秩序性を有している。
1984年、ダン・シェヒトマンによって、液体状態から急冷したAl-Mn合金から発見された。