2011年12月5日、川湯温泉(和歌山県田辺市)・冬の名物『仙人風呂』が始まった。
仙人風呂は、本宮温泉郷の一つ・川湯温泉の河原に、冬場(12月から翌年2月末まで)だけ造られる巨大な露天風呂。
今年は、台風12号による豪雨で、当地も甚大な被害を受けたが、今年も予定通り、名物の『仙人風呂』が造られた。
【仙人風呂】
本宮温泉郷の一つ『川湯温泉』の河原に、冬場(12月から翌年2月末まで)だけ造られる露天風呂です。
(無料)
川湯温泉の河原は、どこを掘っても、温泉が湧きます。
(70℃を超える高温の温泉)
それを利用して、河原を掘り、大きな露天風呂を。
実際、千人が入浴できる大きさです。
(仙人風呂の由来は、『仙人』が住むような山奥にできた『千人』が入れる露天風呂から。
『仙人』と『千人』を掛けています)
冬場だけなのは、夏場は雨が多く、流されるからです。
(河原に造られた露天風呂ですから、川が増水すると崩壊します)
もっとも、冬場でも、よく川が増水し、崩壊します。
一度崩壊すると、復旧に10日から2週間掛かります。
当然、その間は利用することができません。
(仙人風呂の温度調節に、時間が掛かるため)