2012年１月25日、財務省が、2011年の貿易統計を発表。
それによると、輸出から輸入を差し引いた貿易収支は、２兆4927億円の赤字となった。
日本の貿易赤字は、1980年以来31年ぶり。
これは、東日本大震災の影響で、自動車などの工場のラインが止まり、輸出が落ち込んだこと。
また、原発事故を受け、各地の原発が止まり、その代わり、火力発電所がフル稼働したため。
（燃料用の液化天然ガスの輸入が増加した）
【貿易統計】
2007年…輸出83兆9314億円、輸入73兆1359億円、貿易収支＋10兆7955億円
2008年…輸出81兆0180億円、輸入78兆9547億円、貿易収支＋ 2兆0633億円
2009年…輸出54兆1706億円、輸入51兆4993億円、貿易収支＋ 2兆6712億円
2010年…輸出67兆3996億円、輸入60兆7649億円、貿易収支＋ 6兆6346億円
2011年…輸出65兆5547億円、輸入68兆0474億円、貿易収支－ 2兆4926億円
（2011年のみ速報値、それ以外は確定値）