2012年1月14日、台湾総統選の投開票が行われ、国民党の馬英九総統(61)が再選した。
台湾総統選は、国民党の馬英九総統と、民進党の蔡英文主席の事実上の一騎打ちとなっていた。
現職が勝利したことにより、台湾の国際関係は、現在のまま進むことに。
(親中路線)
【日本の外務大臣談話】
1、本14日、台湾において馬英九(ば・えいきゅう)氏が再選されました。
本件選挙が円滑に実施されたことは、台湾において民主主義が深く根付いていることを示すものと評価します。
2、我が国としては、台湾を巡る問題が当事者間の直接の対話により平和的に解決されること。
この観点から、中台間の対話が引き続き間断なく行われることを期待しています。
3.台湾は、我が国との間で緊密な経済関係と人的往来を有する重要な地域。
政府としては、台湾との関係を非政府間の実務関係として維持していくという我が国の立場を踏まえ、引き続き日台間の実務的な協力関係が着実に進展していくことを期待します。
【中華民国総統選挙】
中華民国(台湾)の国家元首である総統を選出するための選挙。
正式名称は、中華民国正副総統選挙。
事実上、台湾の大統領。