新党日本、国民新党との統一会派解消

2012年4月6日、新党日本の田中康夫代表が、国民新党との統一会派を解消すると発表した。 

国民新党の亀井静香代表が、同党を離党したことを受けての処置。 

【新党日本の公式発表】
新党日本は、2010年6月8日から、亀井静香氏が代表を務める国民新党と、衆議院で統一会派を組んでおりましたが、今般、日本再興に向けての理念を共有する亀井代表が離党されました。 

これに伴い、本日を以て、「国民新党」との会派を解消しましたので、ここにお知らせします。 

2012年4月6日 
新党日本代表 田中康夫 

【国民新党・分裂事件】
2012年3月29日、同党の亀井代表が、野田政権が進める「消費税引き上げ法案」は、連立政権の合意事項に反しているとして、連立離脱を表明。 

一方、下地幹雄幹事長、自見金融・郵政改革担当大臣らが、民主党との連立維持を表明。
国民新党は、分裂状態となった。

2012年4月5日、下地幹事長、白見郵政大臣らが会合を開き、亀井代表と亀井亜紀子政調会長を解任を発表。
(この会合は、法的には無効というのが一般論)
(党則、慣習法、民法のいずれを当てはめても)
(国民新党の総会を召集する権限は、代表が持っているため)
(代表が召集していない会合。ただの集まり) 

2012年4月6日朝、下地幹事長らは、白見郵政大臣を新たな代表とする届け出を東京都選挙管理委員会に提出。
(法的に根拠のない会合での決定事項を、届け出た場合、私文書偽造等にあたる)
(刑法157条、159条) 

2012年4月6日夜、亀井代表が亀井亜紀子政調会長とともに、国民新党を離党することを表明。 

2012年4月6日、新党日本の田中康夫代表が、国民新党との統一会派を解消すると発表。
(亀井代表が離党したことを受けての処置)