Qnewニュース、カイゼン

現在、Qnewニュースの見直しを行っています。

ポイントは2つ。
1、ニュースをどこまで残すか?
2、名所の設定


1、ニュースをどこまで残すか?

古いニュースについて、どれだけ価値があるのか、ということに着きます。
Qnewニュースの場合、必要無いという意見と、大事なものがあるのでは?との意見がぶつかり、検討の結果、大事なものだけ残そうとなりました。

ポイントとなったのは、2011年のニュース。
2011年といえば、東日本大震災が発生した年です。
また、紀伊半島を襲った台風、オリンパス、フジテレビ問題…

経済的には、日本が「失われた25年」と言われる低迷期の一番底にあった時代です。
為替は1ドル70円台、株価は日経平均で8千円台だった時代です。

日本が、もがき苦しんでいた時代を、次の時代へ伝えようというわけです。
もっとも、大事なニュースだけを、読みやすい文章に改修して、ということになります。

なお、Qnewニュースは、同じドメインで異なるホームページを配信する、ダイナミックサービング・システムを採用しています。
     
具体的には、パソコン用のホームページとモバイル用のホームページがあり、ユーザーにより、それぞれに振り分けています。


この ダイナミックサービング・システムを採用したのが、2014年の10月から。
これより古いニュースについては、パソコン用のサイトとなっています。

このため、2014年10月より古いニュースについては、モバイル用のホームページに変え、残すことになりました。

パソコンから、モバイル用のサイトを見る形になります。
モバイルからみると、いつものQnewニュースですが、パソコンからみると、こんな感じになります。
2012年1月のニュースインデックス

・2012年1月のニュース・新東名高速162km、4月14日開通

まだ、ほんの少ししか、改修は行なわれていませんが、今年の夏の間には、すべて改修したいと考えています。

2、名所の設定

Qnewニュースでは、桜名所や紅葉名所、見頃などの情報を発信しています。
この名所については、毎年入れ替えを行っているわけですが、今回、大幅に入れ替えを行う予定です。
その入れ替え原因のひとつが火山。


気象庁は、今年に入り、噴火警戒レベルを設定する火山を増加させました。
今年からというより、 2014年の9月27日に発生した御嶽山の水蒸気噴火以降、見直してきた結果です。


これに伴い、Qnewニュースでも、火山にある名所は外すべきだという意見が強くなり、対応することになりました。
すでに、箱根(アジサイ名所)とか、蔵王(紅葉名所)は外してあります。

今回、 栗駒山と弥陀ヶ原(立山)でも、噴火警戒レベルが運用されたことを受け、紅葉名所から立山(雷鳥沢)、栗駒山を外すことにしました。

問題となったのは、小岩井の一本桜(桜名所)、大雪山(紅葉名所)、涸沢(紅葉名所)。

一本桜は、岩手山(火山)の山麓にありますが、かなり離れています。
そのため、危険性が低いと判断しました。

大雪山も火山です。
山頂から山麓の層雲峡まで、紅葉名所ですが、Qnewニュースでは中腹にある銀泉台を取り上げています。
今年秋からは、危険性が低い山麓の層雲峡に入れ替えることにしました。

涸沢は、登山途中に、焼岳(火山)の山麓を通ります。
こちらは、山麓を通るだけなので、危険性は低いと判断しました。


また、名所について、要望の強かったSNS映えする名所に切り替えることにしました。
SNS映えが、ポイントになる時代となっています。

こちらの入れ替えも、今年の夏の間には終えたいと考えています。

今年の夏は、カイゼンの夏になりそうです。